俄歩
「山に登ること」 は、与えられた条件の中で新しい経験を積むことに 他ならない。 だから、  自然と向き合える体力  自然を味わえる感性  自然に応えられる知力 を大切にしたい。
プロフィール

俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
 学生時代に歩いた山、
歩きそびれた山々、
かって妻と歩いた山をひとり
静かにたのしんでいます。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



月山
 鳥海山、秋田県側の象潟(きさかた)登山口の鉾立山荘前駐車場 朝7時。
豪雨と強風とガス・・・。  日曜日とて 次々と車が登ってくるが、皆 待機状態。
8時ごろには諦めて引き返す車が多くなった。 それでも残っているのは 和歌山、静岡、横浜Noなど
遠征組ばかり。
                                      (写真はクリックして拡大してください)
P1020805.jpg 強風 豪雨とガスの鉾立山荘前駐車場
                          (まだ カメラの修理未了です)

 9時まで2時間ほど車中でねばるも相変わらずの土砂降り、地元の気象情報でも 強風・大雨・洪水
警報は解除されず、この低気圧の通過には今日一日近くかかる見込みだという。
この間、登って行ったのは男性二人の一組だけだった。

 昨日、さいたま市浦和から510キロの長距離ドライブ、山形県側の吹浦(ふくら)口 大平山荘に
前泊し、今朝からの登頂を楽しみにしていたのだが・・・。

 やむなく 少し気象条件の良い山形県 湯殿山方面を観光、その夜は月山志津温泉に泊った。

P1020807.jpg 
湯殿山神社本宮 御祓所
(ここで裸足になり湯殿に入る  参道の御幣は雨のためビニールに包まれている)

P1020809.jpg                 P1020810.jpg
湯殿山本宮から月山への登山道           月山志津温泉宿の池



「山行クロニクル No.41」   月山          単独
’09.9.14(月) 月山志津温泉(前泊)=姥沢登山口駐車場ーリフト~牛首~月山山頂~牛首~
            金姥~姥ヶ岳~リフトー姥沢駐車場=山形・東北道=浦和

 幸いにも月山方面は午前中は晴れ間が覗くとのこと。
ダケカンバの林を抜け リフト上駅 9時。
姥ヶ岳は下山時に周ることにして晴れているうちに月山頂上を・・・ と最短ルートを牛首へ 
沢沿いの笹原の登山道を辿る。

 姥ヶ岳~金姥~牛首、そして牛首から月山への稜線が眼前に広がる。
実にたおやかな山容である。  中部高原 菅平から根子岳への道を想いうかべる。
頂上直下の急登にかかると 紅葉が始まっていた。
秋だな・・・と想う。
                                      (写真はクリックして拡大してください)
P1020814.jpg P1020824.jpg P1020848.jpg P1020839.jpg
月山             紅葉が始まった登山道 

 2時間ほどで高原状の山頂着。 北側の小高い一角に月山神社が鎮座している。
祈祷料を納め御祓いを受け、帰路を眺められる静かな場所を選んで簡単な昼食。
弥陀ヶ原方面、神社の裏手にある三角点へは植生保護のためお薦めできません とのことで断念。

P1020831.jpg P1020832.jpg 
月山神社

P1020833.jpg P1020835.jpg P1020834.jpg
高原状の山頂                       頂上から 姥ヶ岳、右奥に湯殿山方面

 今日も庄内平野の北、鳥海山は灰色の雲に隠れて 秀麗な峰は見えず。
南の朝日連峰が青黒く その連なりを見せていた。
はやくもガスが湧きはじめたのを汐に下山にかかる。

 牛首から金姥を経て 姥ヶ岳への道は秋の楚々とした高山植物がひっそりと咲いていた。
本当に静かだ 秋風のほか音は無い。

P1020867.jpg P1020858.jpg P1020854.jpg
リンドウ 2種                        名残の ウメバチソウ

 一面にリンドウが乱舞する姥ヶ岳山頂、三角点の傍らで小休止。
地元 寒河江から 「今朝は畑から月山がよく見えていたので姥ヶ岳へ遊びに来ました」という
老夫妻としばし歓談。
80歳と76歳、まだまだ足腰の達者な方々であった。 いいなあ と思う。

P1020868.jpg
姥ヶ岳山頂から望む 月山

 2時、姥沢駐車場に下山。
久しぶりの晴れ間、大勢の登山者と行き交ったが、白装束の出羽三山詣りの方に出遭ったのは
ひとりだけであった。


その他の花と実
P1020837.jpg P1020826.jpg P1020851.jpg

P1020852.jpg P1020856.jpg
                                      (写真はクリックして拡大してください)














            



       


    




テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ