俄歩
「山に登ること」 は、与えられた条件の中で新しい経験を積むことに 他ならない。 だから、  自然と向き合える体力  自然を味わえる感性  自然に応えられる知力 を大切にしたい。
プロフィール

俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
 学生時代に歩いた山、
歩きそびれた山々、
かって妻と歩いた山をひとり
静かにたのしんでいます。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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鳥ノ胸山
P1040345.jpg P1040346.jpg P1040350.jpg
道志みちから覗く富士  鳥ノ胸山         道志川   (写真はクリックして拡大して下さい)

 少しまとまった空き時間がとれたので 近郊、丹沢山塊の北西 甲州と相模の甲相国境尾根から
山梨県側にすこし外れた小さな峰、鳥ノ胸山(1207m)へ向かった。
かって菰釣山を歩いた折に気になっていた峰のひとつである。
鳥ノ胸山(とんのむねやま)、語源は「殿群山」とされているようだ。

 道の駅「道志」に車を止め、道志川に架かる橋を渡り林道を歩いて30分、登山口へ。

P1040352.jpg P1040354.jpg P1040367.jpg 林道と登山口

 積雪は20~30cm、数日前のツボ足トレースがついている。
こんなマイナーな峰でも訪れる方がいらっしゃるようだ。
今日は風も無く静かな急登が続いている。

 密度の濃いスギの人工林を辿ることしばし、コナラやクヌギ、モミジの落葉灌木林に変わると
鳥ノ胸山山頂と稜線が覗かれた。
佇み、菰釣山行の時に孫娘からプレゼントされたバードコールを鳴らしてみるが
一羽も応えてくれず、ますます孤独になり寂寥感に包まれる。
 全く動くものがない。
じっと佇みバードコールを鳴らしていると、陽の光だけが着実に廻っているのが判る。

P1040358.jpg P1040365.jpg P1040364.jpg

 山頂からの富士よりも もっと近く 湖畔からの圧倒的な姿が見たくなり、
踵を返し、下山。
道志みちの山伏峠を越え 山中湖経由で帰宅した。

P1040370.jpg P1040373.jpg
凍った山中湖                   (写真はクリックして拡大して下さい)