俄歩
「山に登ること」 は、与えられた条件の中で新しい経験を積むことに 他ならない。 だから、  自然と向き合える体力  自然を味わえる感性  自然に応えられる知力 を大切にしたい。
プロフィール

俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
 学生時代に歩いた山、
歩きそびれた山々、
かって妻と歩いた山をひとり
静かにたのしんでいます。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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伊豆大島
 昨春の神津島に引き続き 伊豆七島航路のジェット船に乗った。
北の友人T氏夫妻を東京に迎え、昨秋の台風禍がまだ癒えぬ伊豆大島へ
復興を願っての小さな旅をした。(’14.3.18~3.19)

 集中豪雨による土石流の跡もまだ生々しく 復旧作業に何台もの大型車両が
往き交い、「椿まつりだというのに観光客は例年の7割減です・・・」と
三原山山頂口の茶屋の女将も淋しげだった。

 戦後 昭和20年代の子供の頃、キャンプで渡航したこの大島は
郷愁を感じる島でもある。
周囲52キロの全島にくまなく生育するヤブツバキは最盛期を過ぎていたが
「侘助」のように一重で楚々として咲き、島情緒を感じさせるには
十分であった。

P1050330.jpg              (写真はクリックして拡大して下さい)
ジェット船
東京から海上120キロの大島まで 時速40ノット(約80キロ)で1時間45分で走行
 

P1050331.jpg 岡田港

P1050365.jpg 三原山中腹から望む元町港 奥に伊豆半島が霞む

P1050332.jpg 野口雨情の詩で知られる波浮の港


 強風と低温、雨模様のため山頂のお鉢めぐりは諦めた三原山。
新山の標高は758m 黒々とした溶岩流跡を望む。

P1050362.jpg P1050364.jpg わずかに噴煙があがる三原山

溶岩台地と溶岩流

P1050367.jpg P1050368.jpg P1050375.jpg


大島の椿 あれこれ

P1050341.jpg P1050345.jpg P1050347.jpg P1050354.jpg

P1050348.jpg P1050349.jpg P1050350.jpg P1050351.jpg


P1050337.jpg 巨大なバウムクーヘン(地層切断面)

P1050376.jpg 日の出浜

 最近は椿マラソンや大島マラソン、さらにトライアスロンやヨットのトウキョウズ・カップ・レース
などなどスポーツイベントに力を入れているが、
28年前(1986年)の三原山大噴火の折りの全島避難の記憶も残る伊豆大島。
離島には悲しい想いもついてまわる・・・。

P1050352.jpg             (写真はクリックして拡大してください)